No. 532北オホーツク100キロマラソン

今、千歳空港行きの電車に
乗ってます。
と書き始めたら、自宅につき
ただいまハイテクタウンに
向かってます 笑
それくらい長いですよ~
なんか移動ばっかの四泊五日
の旅でした(__;)
もちろん筋肉痛はありますが、
脚を引きづったりするほどの
ダメージはなく脚が重たい
って感じです。
しかし、日焼けしました(__;)

見事なニューハレ焼けです 笑
レース直後はもっとクッキリ
してました。。。
昨日は背中が痛いので、
脚が動かないのをカバーする
ために腕と肩をしっかり
使って走れたのかな~って
思ったら原因はこれでした。。。

日焼け止めは塗りましたが、
背中まで手が伸びなかった
ようです。。。
あと早朝は涼しかったし、
普段はTシャツとかノースリーブ
だから、こんなえぐれはない
ので油断しました(..;)
今はだいぶ収まりました。
昨日は旭山動物園に行って
きました。
感じたのは、動物の感情が
伝わってくるってことです。
普通の動物園ではあまり
感じないですが、昨日は
すごく感じました。
特に手長ざるの子供が
鳴きながら親に甘えるのに
なんか親が突き放してる
って感じたら、説明看板が
あり、お母さんが急死して
しまってお父さんが育児
をしているようです。 
ただお母さんのように、
ずっと一緒にいるのは
嫌なようで突き放すような
行動をとるようです。
そんな時に赤ちゃん猿は
甘えるようにみ~み~泣きます。
他にもいろいろ。

人を鑑賞するペンギン 笑

で、札幌に移動して、
相当美味しくて安い回転寿司
の はなまる に行ってきま
した。
って、完走記になってない
ので、これぐらいにして、
レースについて記憶の限り
書きます。
スタートは5時ですが、
宿が少し離れていたので、
3時15分にバス出発(__;)
朝飯も食べるので2時に
起床。テーピング貼ったり
サプリメントをのんだり
トイレに行ったりで
忙しい。。。
かなり肌寒いので、
アームカバーも着用。
会場について、
トイレに行ったり補給したり
しながら、かいしゅうさんを
探すもいない。
整列時間になるも、
7~9時間のプラカードのとこ
には誰もいない。
9~11時間のプラカードに
並んだところ、最前列に
なってしまった(..;)
横には、ノルディック団体で
荻原兄弟と金メダルをとった
阿部さんがいましたので、
少し話しました。
阿部さんは3、4年前のサロマ
で8時間切ったとのこと!!

かなり涼しくて、いい感じです。
首に巻いたのはBUFFで、
頭にも被れます。
で、1分前よりカウントダウン
が始まり5時にスタート!!
長い闘いが始まりました。
簡単にコースについて書きます。
コースはスタート地点を8の字
の真ん中にして、45キロ地点で
一度戻ってきます。
45キロを過ぎてから
クッチャロ湖の周りを
走りますが、湖が見えるのは
終盤となります。
最大標高差は46mとあったので、
フラットなコースをイメージ
してましたが、細かいアップ
ダウンが終始続きます。
フラットと感じたのは、
80~95キロくらいでしょうか。
今回の目標はあわよくば
サブナインだったので、
45キロ地点を4時間で
通過しようと考えてました。
まあ、気温が低いままって
前提ですが。。。
で、序盤はキロ5分で走りました。
2キロくらい走ると、後ろから
かいしゅうさんが追い付いた
ので、しばらく近況報告
しながら併走しました。
走りながら、体の状態や気温
とか走りやすさの確認を
しながら景色を楽しみました。
霧モヤがかった幻想的な中を
走ると、夢なのか現実なのか
分からなくなってきます。
涼しいし、このままの状態が
続けばいいな~と思った。
ただ身体の調子は絶好調では
なく、やはり重たい。
キロ5分が余裕を持ったペース
ではなく、しかも昨年のつくば
で痛めた右膝裏が少し張って
きました(..;)
そこで、かいしゅうさんから
離れて一人で走ることにしました。
また寒いからか尿意が近く
10キロ地点で一度トイレに
行きました。
このレースはエイドはだいたい
4キロおきで、すべての
エイドにトイレがあります。
少々タイムロスしたけど、
楽になった。
ここまでのラップ。
502
444
452
507
452 2437
501
509
507
510
621 2648 10キロ通過
そのあとも、アップダウンは
あるけど、5キロ27分を目安
に走りました。
513
451
509
513
512 2538
512
520
518
522
522 2634 20キロ通過
スタートして2時間くらい
たつと、ジリジリと暑く
なってきました。。。
ジリジリと気温が上がる
とともにペース維持が
厳しくなってきました。
520
534
527
536
525 2722
521
516
501
524
516 2618 30キロ通過
サブナインをするには、
5キロ27分ペースが必要
なので粘る。
531
539
640
526
538 2854
537
525
529
520
516 2707 40キロ通過
32キロくらいのエイドで
二回目のトイレ。トイレは
その二回ですみました。
しかし暑いから、この辺り
ではかぶり水をしてます。
このエイドを越えると、
コース中、一番高いとこ
までのぼります。
そしてここが最初の折り返し
です。
上り始めて、すぐに
かいしゅうさんとハイタッチ。
調子良さそう!!
すかさずガーミンで
現在の距離をチェック。
折り返し時点の距離を
二倍すれば差が分かります。
しかし5キロ27分以内の
ペースで走ってるのに、
ずいぶんたくさんの
ランナーが前にいます。。。
結構レベル高いのかな??
折り返しまで行き
かいしゅうさんとの差を
チェックすると4キロ弱。
フル通過は3時間50分くらい。
527
544
536
530
522 2729
549
529
531
554
617 2900 50キロ通過
 
その辺りから、さっきの上り
が効いたのか、直射日光が
厳しくなったのか、
かなりキツい。。。
ペースが維持できない。
まっすぐな砂利道を走り
ながら、フォームを確認する。
私は疲れると顔が上がるので、
その時の視線を確認すると、
まっすぐ1キロ先を見ていた。
しかも顔が上を向いて下目
使いで見ているのに、気付き
そのまま顔の位置を変えずに
真っ正面を見たら、
なんと30度くらいの角度で
空を見ていた(..;)
これでは後傾するから
ペースを維持出来っこない。
頭の位置を修正して、
目線を3mくらい前の地面に
して走る。
少し違和感があるが、
少しペースは上がる。
しかし暑い。。。
45キロでスタート地点に
戻るが直前の信号で、少し
足止め。
信号の足止めは、この一カ所。

(派手なテーピング。
靴のカラーに合わせてます。)
45キロ通過は4時間以内を
一応の目安にしていたが、
4時間3分くらい。
ただし、予定ではここまで
かなりの余裕を持って戻る
はずが、かなり疲れてる。
45キロ通過してから、
フラットと思っていたのが
ノコギリのようなアップダウン
に気が滅入る。
50キロ地点で平均5キロ27分
ペースを超えた。。。
頭が焦げるような直射日光
に、これからペースアップは
無理と判断。
サブナインは無理でも、
自己ベストは出そうよって
自らに言い聞かせた。
貯金はある。
531
553
552
654
534 2944
559
622
608
556
626 3051 60キロ通過
しかし、日差しを遮る物が
何もない平原はキツい。
霞ヶ浦のようなイメージ。
エイドが4キロごとにある
のに、途中で喉が乾く。
小刻みなアップダウンは
奥武蔵のミニチュア版のよう。
完全にペースは落ちたが、
抜かれないで、一人、二人
と前のランナーを抜いていく。
両脇とも牧草地の中、景色が
変わらない。
ランナーとの間隔も開き
視野にはまったくいない
時間が増えてきた。
 
605
554
701
600
543 3043
554
558
557
542
600 2931 70キロ通過
ようやく70キロを通過。
この辺りで、二回目の
すれ違いゾーンとなる。
またまた
かいしゅうさんとハイタッチ。
距離を確認する。
その少し前に視界に3人の
ランナーが入ってきた。
交差点とかで距離を測ると、
一番前とは400m差で、
あと二人はほぼ均等地点。
キロ6分でしか走れないから
一気には詰まらないが、
背中が少しづつ大きくなって
くる。
そして、給水を短時間で
済ますことによって、
折り返しまでに二人を
捉えた。
かいしゅうさんとは、
10キロくらい差がついた。
ただ、かいしゅうさんと
すれ違ってから、
数人のランナーとしか
すれ違ってない。
もっと前にいるはずだけど、
リタイアしたのだろうか?
もしくは、エイドで抜き去った
のだろうか?
それから、先行するもう一人を
抜こうとするが、なかなか
追いつかない。
それどころか見えなくなった。
すれ違うランナーに声を
かけながら一歩一歩進んだ。
613
600
554
608
605 3020
609
610
633
610
609 3121 80キロ通過
80キロを通過する頃には
自己ベストへの貯金も
使い果たし、キロ6分を
少し切らないとダメに
なった。
ただラストスパート
すれば2分くらいは
短縮できるとペースは
落ちる一方。
80キロ過ぎにスペシャルを
置いたが、ペットボトルに
巻き付けたジェルが、
中々取れずにタイムロス。。
81キロくらいから8キロ
くらい長い直線が続く。
ホント真っ直ぐで景色が
変わらない。
キロ6分10秒まで落ちた
ペースを引き上げるように
試行錯誤した。
視線のチェックをしたが
悪くない。
原因は脚が上がらないから
ストライドが伸びないこと
だとすぐに分かる。
骨盤を回してストライドを
稼ごうとするも、肩甲骨を
回すもペースは変わらない。。。
で、いつも教えてもらってる
着地を身体の真下にする
ことを意識したら、少し
前傾してスピードが上がった!!
やはり後傾していたのだ。
するとガーミンで見ると、
ペースが20~30秒速くなった。
苦しさは変わらない。
当たり前のことだけど、
レース中に実感出来たのは
今後のためにも大きい。
そう言えばこの10キロは
ゲリラ豪雨にやられて
前が見えない状態でした。
でも直射日光より100倍らく。
705
554
551
605
604 3059
546
607
601
548
554 2936 90キロ通過
ラスト10キロで、9時間36分
の自己ベストまで59分くらい
でした。
キロ5分54秒ペースだから、
かなりギリギリ。
その辺りで、前のランナーが
徐々に近づいてきた。
脚が痛いのか、時々立ち止まり
脚の屈伸をしている。
その間は差が詰まるが、
走りだすと、また差が開く。
しかし、私のペースも徐々に
上がってきたので、
このまま走れば追い付くと
思った。
順位より、今は自己ベスト
更新が大事だが、この人を
捉えれば自己ベストも達成
できると追い詰めて行った。
前のランナーはしきりに
後ろを振り返った。
キツい証拠だ。
私は淡々と走る。
そしてラスト6キロくらいで
20mくらいになったので、
一気に抜き、突き放した。
勝負に徹する時は、
抜くときに一気に抜き、
こちらは余裕があると
思わせると、
もう追い付かれない。
実際、しばらく行ってから
後ろを振り返ると、歩いて
いたのか、一気に差が
広がった。
また、自己ベストまでの
余裕度がだんだん出てきた。
533
540
550
536
544 2822 95キロ通過
ラスト5キロで、残りを
キロ6分ペースでOKに
なったので気持ちは、
楽になった。
しかし雨が止んだから暑い。
ラスト4キロくらいでゴール
の横を通ってから、
またグルリと回される。
ラスト2キロくらいは、
クッチャロ湖の横を通る。
そして最後の上り坂で
ペースは落ちるが、
自己ベストは確信した。
坂を上り、ラスト1キロを
過ぎて最後はゴールまで下り。
後ろにはランナーはいない
はずだが最後の下り坂に入る
コーナーで後ろを見ると
赤い服を着たランナーが
50mくらいにいる!!
ここまできて抜かれたく
ないから、700mくらい
ラストスパート!
あとでガーミン見たら、
マックスでキロ3分30秒
まで上がっていた。
歩道の段差に気をつけながら
走る。ここまで来て転倒
したくない。
最後会場に入り30mくらいで
ゴール。
会場に入る前に名前が放送
された。
そしてスピードを緩めないで
ゴール!!
タイムは
9時間32分24秒
と自己ベストを3分40秒更新。
543
532
537
542
603 2837
577m 2分38秒 4分32秒ペース
ガーミン上では100.577キロ
だったが、これはトイレに
行ったり、エイドで動いたり
だから、ほぼ距離は正確
だと思います。
記録賞をもらってビックリ!
なんと11位。
年代別は当初6位まで
表彰と参加案内に書かれて
いたが、変更になったようで
3位までになっていた(__;)
参考までに調べたら
6位でした。。。
しかし、この暑さの中でも
7時間台が二人いるのだから
私のタイムなんてまだまだ
だけど、自己ベストって
生涯で一番速いタイムって
ことだから素直に嬉しい。
男子100キロの完走者は230人
だけど、10時間を切ってる
のは20人くらい。
ちなみに、ラストで後ろに
いた、いるはずのない
赤いランナーは幻覚ではなく
55キロ女子優勝者でした。
彼女のおかげで1分は違う 笑
長い長い旅は終わりました。
サブナインを諦めるの
早いのでは??
って思う方もいるかも
しれないけど、自分の調子と
気象状況などの外的要因から
判断した結果だから、
正解だと思います。
あそこで無理にペースを
維持したら、完走すりゃ
危なかったかも??
市民ランナーはスタート
したら、安全にゴールする
のが最大の目標だから。
これで、100キロデビュー
から四回連続サブテン達成。
速いランナーにはなれない
けど、強いランナー
に少しづつなってる実感
あります。
最後にレース開催の
浜頓別町は人口4000人の
小さな町です。
そんな小さな町なのに、
ボランティアが500人って
凄い。
沿道の応募も凄いし、
ホント町ぐるみです。
自衛隊もたくさんいて
見守ってくれました。
聞くところによると
リタイアすると、自衛隊の
装甲車で回収されたみたい 笑
それはそれで興味あるけど。
感謝します。
ここまで読んでくれた
皆さんにも感謝です。
 
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