No. 1781三年半前の約束
今日三年半前の約束を果たしました。
どんな約束かと言うと、
2010年11月のつくばマラソンを
走ったあとに、新潟からきた仲間と
今度飲みに行こうと話した約束です。
こんな約束は今でもたくさんあり
果たしてない約束は数知れず^^;
でもその時の約束は
すぐに果たす予定でしたが、
いろいろあり三年半たった
今日ようやく果たしました。
なぜなら
つくばで約束した直後に
大きな不幸が彼を襲いました。
膝に違和感を感じるとか
足底筋膜炎で数週間走れない
なんてこととは比べようも
ない不幸な事故でした。
もう普通に走れるようになる
とかのレベルではなく、
日常生活が支障なく暮らせる
ようになれるかどうかの
レベルの事故でした。
その事故により
彼は10回に及ぶ皮膚移植手術や
苦しいリハビリをしました。
当時の彼は病床で
ブログを書き始めたましたが、
はっきり言って暗く荒んだ
ブログで読んでると辛くなった。。
私はなんの力にもなれないけど
不自由な身体で書いた
彼のブログだけは読むことにした。
その彼はそんなドン底から
頑張って走れるように
なっただけでなく、
なんと大事故前には
二回リタイアしている
サロマを6時間台で走り
3位になった。
そして今年の富士五湖75キロでは
優勝した。
一回り以上年下だけど
ホント尊敬します。
彼とは
昨日と今日のブログに
書いた永田さんです。
昨日Facebookのメッセを
もらって今日飲もうと
約束しました。
私はビールだのを飲みながら
彼はウーロン茶でいろいろ
話しました。
なんだかんだで3時間。
病床で暗いブログを書いてた
彼はもういない。
彼にしても思い出したくない
辛い出来事であるはずなのに
【あの事故があったから
今の自分がある】
と話していた。
彼は元々速いランナーです。
市民ランナーの域は遥かに超えていた。
その彼は不幸な事故を乗り越える
ことで強いランナーになった。
同時に人の辛さや痛みの分かる
優しさも手に入れたと思う。
今日、彼と話していて
強さと優しさと謙虚さを感じた。
でも一番嬉しかったのは
悔しさを忘れない気持ちと
他人を羨ましく思う気持ちを
持っていたこと。
他人を羨ましく思うって
ネガティブにとられるけど
憧れや悔しさがなければ
上には上がれない。
私なんて
他人を羨ましいって思うことは
すごく疲れるので、
他人は他人
自分は自分
って思うようにしている。
ある意味
彼のハングリーさが羨ましかった。
しかし彼と
この三年半の出来事を
いろいろ聞いたり
これからしたいことを
聞いたり
あっというまの
3時間でした。
ホント思うのは
私は 有言不実行 で
自分に滅茶苦茶甘い人間です。
でもこんな自分でも
人には恵まれてるってこと。
これって財産だと思う。
大事にしよ。。。
