No. 326しっかり歩けば速くなる。
一昨日は、私のようなナンチャッテウルトラランナーではなく、本物のウルトラランナーと飲みました。
練習のことや、レースのこといろいろ話ました。もちろんたくさん飲みました(^_^;
ドリンク全品半額だったので、一人7杯づつ??
やはり、ウルトラランナーは内臓が強くなくてはダメですね。
さて、本題。
昨年二回不思議な経験をしました。
最初は、東京→小田原88キロ夜間走・・・。
序盤から調子が悪く、横浜で離脱も考えたのですが、そのまま走り続けました。
大磯の休憩の時にはメンバーは絞られ、8人くらいになってました。私以外は全員2時間50分以内でフルを走り、ウルトラも一流の方たちです。
ついて行けない危機感を感じて、先にスタートしました。歩いて距離を稼ごう作戦です 笑
あまり長い時間止まってると走り出しがきついこともありますけどね。
で、早歩きで進みました。
追い付かれたら走り始める予定だけど、早歩きしたからか中々追いついてこない(^_^;
結局2キロくらいでようやく追い付かれました。
そこから集団で走りましたが、なぜか調子が良くなり、すでに70キロくらい走ってるのに、いくらでもスピードが出せるような不思議な感覚になりました!!
集団の先頭にたつと、次第にペースを上げてしまい、富士五湖チャンプのてっちゃんとバトってました(^_^;
その時の走りは私はもちろん一緒に走ったメンバー全員が驚いてました!!
理由は分からないけど、ランナーズハイなのかなって思ってました。
二回目の体験は神宮外苑24時間走の時です。
序盤の暑さにやられて、スタートから6時間くらいで軽い熱中症になりました。その時は仕方ないので無理しないように休憩とりつつも必死に距離を稼いでました。
スタート前から決めていた私の作戦は24時間走り続けるのではなく、また補給を取るときに止まって走り出すのではなく、基本止まらないで補給も歩きながらするってことです。歩けば距離稼げますからね 笑
で夕方になり、少し涼しくなると、体調が回復してきました。
不思議なのは、体調の回復だけではなく、脚の動きがスムーズでいくらでもスピードが上げられるって、夜間走の時と同じ感覚になりました。
神宮外苑はウルトラの凄いランナーが多数でてましたが、12時間経過した段階では誰にも負けないって感じで実際何回も抜かしました。(すでに大差はついてますが・・・笑)
これもランナーズハイなのかな~って思ってましたが、ランナーズハイが12時間以上も続くわけないし 笑
ただ感じたのは、無理しなくても、頑張らなくてもスピードが出てるのです。
残念ながら写真は撮ってませんが、無駄のないスムーズなフォームだったのかもしれません。
ちなみに、ルーティーンは2周に一回給水を取り、そこで休まず歩きながら、飲み終わるまで早歩きして、飲み終ったら走り始めるの繰り返しでした。
速く走れた理由は、当時分かりませんでした・・・。
最近、速く走れた理由がなんとなく分かってきた気がします。
あくまでも私の仮説ですが・・・。
理由はタイトル通り歩いたから 笑
少し分かりやすく書くと、
早歩きすると、必然的に競歩の選手のような歩き方になります。
実際にトレッドミルで時速6~7キロで歩いてみてください。
蹴りが使えないから、骨盤をしっかり回して脚を出来るだけ前に出そうとする。
さらに、腕をしっかり振っていることに気付くと思います。
骨盤をしっかり回して、腕をしっかり振るって、今、私が目指しているフォームです。
夜間走も、24時間走も、そんなことを考えて歩いたのではないけど、結果的に速く走れるフォームを作っていたのではないかと思います。
と言うことで、これから歩く時もフォームを意識しようと思います。
マラソンの解説書にも歩くフォームは大事とは書いてあるけど、実際に自分で体感すると本に書かれている意味が分かりました。
有森さんは、レース前に二回に分けてフルのコースを歩いたらしいですね。
走ること歩くこと単純なことなのに奥が深いと思います!!
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仮説、当たっていると思いますよ!
ランニングを教える時にはウォーキングも教えますし。無駄の無い走りが身に付きます。
あとは歩く事で疲労物質の除去が促された…という理由もありますね。
長い距離に慣れていない段階ではジョグとウォーキングを混ぜて練習もします。
効率の良い作戦だったと思います!
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>金子知弘(カネコチヒロ)さん
遅くなりました(^_^;
歩くだけでは速くなれないと思うけど、普段歩く時にもフォームを意識するのは良い練習になると思います。
金子さんは、ランも教えてるのですね!!