No. 1411救急救命に感動。

タイトルを打ち込んでて、
救急救命って
きゅうきゅうきゅう めい

三回も【きゅう】がついてることに気付きました。どうでも良いことですが。。。
昨日ゆめのしまに参加した方、応援にいった方はご存知と思いますが、スタートして間もない時間帯に一人の男性が倒れて救急車がかけつけました。
競技場の外周路を回って第三コーナー辺りからトラックに救急車が入ってきました。もちろんその間は外周路でランナーを止めたりしました。イライラしてる方もいましたがこれは仕方のないことです。自分がなるかもしれないし、自分の家族や恋人や友人がなるかもしれないのです。
心肺停止状態では1分1秒が生死を分けると言われてます。
自分のタイムの1分1秒も大事だとは思います。でも人の生死より重いものはないと思います。
少し昨日の話から逸れますが、2009年の東京マラソンの出来事を思い出しました。私は3時間15分切りを狙っていた時期です。うまくいけば10分切りも可能なんて思っていた。レースは気象コンディションが悪かったが35キロくらいまで順調だった。そこで倒れた方を搬送すべく救急車がコースを横切るので止まれと運営が呼び掛けた。私は当たり前のように止まった。が、後ろからくるランナー多数が係員の制止を振り切り止まらなかったので救急車は病院に向かえない。怒りを感じました。。。
この人らはランナーではない。
自分のタイムのために救急車の進行を妨害して良いタイムが出て嬉しいのだろうか?
その時搬送された人がどうなったのかは分からない。
私は救急車がすぐに出ていればたいして止まらなくて良かったのに後続ランナーの有り得ない行動により2分くらい完全にストップした。そのあとペースを戻そうとしたら、私の心臓が過去経験のない嫌な鼓動をうった(–;) 怖くなりスピードを落としたら急にきつくりペースはがた落ち。何とかゴールしたがあの時は悔しかった。。またあの鼓動は怖かった。それ以上にあんな酷いランナーには絶対になるまいと思いました。
話を戻します。
私はゴール近くのバックストレートで仲間と話していて中々搬送しない救急車を見てどうして早く病院にいかないのかな??って思っていました。現場を見た仲間から、救急士が馬乗りになり胸部圧迫をしてるけどまったく動かないという話を聞き、自分に何が出来るわけではないけど現場に向かいました。邪魔なら近づかなければいい。
私が救急車の近くについた時に、横たわっているランナーの近くに寄り添う仲間の笑顔を見て助かったと思いました。
意識を取り戻したようです。
救急車が入ってきてずいぶん時間がたったけど死の淵から這い上がってきたのです。
救急士もほっとした顔をしてました。
そのランナーは私の仲間ではありません。たぶん会ったこともない方です。でも涙が溢れてきました。いまblogを書いてても涙が出てくるのです。
同じランナーだからなんてことではないです。
失いかけた尊い命を救った救急隊員に感動したのです。
倒れた方がどんな方なのかは知りませんが、少なくともリレーマラソンに参加しているのだから健康なはずです。今朝元気に家を出てきたと思います。家族がいるか分かりませんが、家族がいれば家族は今日もランニングですかと一言嫌みを言いつつ送り出したのかもしれません。たぶん打ち上げがあるから遅くなるけど今夜普通に帰ってくることを疑いもしないで。。。
金曜日まで仕事して、同僚に明日はリレーマラソン走ってくると伝えていたかもしれない。同僚も月曜日には普通に会えることを疑いもしてない。。。
倒れた方が病院に運ばれた後のことは分かりません。時間がかかったのでもしかしたら後遺症が残ってしまうかもしれない。でも再び元気に走れるようになることを信じてます。
ホント救急士の方々って素晴らしいと思いました。これからも私たちが安心・安全に暮らせるように見守ってください。
また、これから暑くなります。
私のブログを読んでる方は日頃から練習していると思いますが気を付けて欲しいことがあります。
もし職場等で駅伝に出ることを企画する際には日頃運動してない方を無責任に誘わないでください。日頃から走ってる方でもこれからの季節はかなり危険です。そんな暑い時に運動してない方が駅伝だからとスピード出したらどうなるでしょうか??
個人レースなら無理しないかもしれないけど駅伝とかは頑張ってしまう。
防げる悲しみは防ぎましょう。
自宅を元気に出たら自宅に元気に戻る。酔っ払って帰ったっていいのです。悲しい出来事はみたくありません。
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“救急救命に感動。” への2件のフィードバック

  1. マイキーズ より:

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    話題のような事態に遭遇したとき、当然私も協力するものと自分を信じておりますが、果たして本当に大丈夫かな?自分の一分を優先してしまわないだろうか?
    こういうのは苦手なのですが、レース中自分を見失わないために、今回のブログを心に刻むために勇気を持って(おおげさだなぁ)初めてコメントさせていただきます。
    ヒデさん。いつも冷静な分析、的確なアドバイス、ありがとうございます。多くの方々がヒデさんのブログを楽しみにしております!どうかこれからも影響力を持っている市民ランナーとして、我々のペースメーカーとして走り続けて下さいね。いい話でした。ありがとうございます。
    サロマでお会いしましょう!!

  2. ひで より:

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    >マイキーズさん
    返信遅くなりました。嬉しいコメントありがとうございます!私も一秒でも速くゴールしたい気持ちは常に持ってます。ただ自分のその数秒のために同じランナーが大変なことになるのは嫌です。
    サロマ湖頑張りましょうね!!
    これからもよろしくお願いします。

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