No. 1312伊豆トレイルジャーニー無事完走! 更新完了

昨日の朝6時に海抜0mの松崎港をスタートし1000mの山を何回も越えて修善寺温泉がゴールの75キロトレイルレースの伊豆トレイルジャーニー無事完走しました。
結果から書きますと
タイムは10時間16分。(制限時間は14時間)
速いのか遅いのか分かりませんよね 笑
どんな場所を走るかと言うと観光ガイドで見たら分かりやすいです。

ざっくりマジックでラインをひいたとこを走りました。アップダウンの連続で上りの合計(累積標高)は4000mを超えます。
天城峠等の1000mを超えるとこは周りに遮るものがないのでこの時期は暴風が吹き荒れます。昨日も風速20m。笑っちゃうくらいの強さです。ホント身体ごと飛ばされます。さいわい気温が高かったから良かったけど気温が低ければ厳しいレースになったと思います。
初めて走るコースのため、どのくらいの難易度かも分からないので当初はブログに書きましたが11時間くらいを想定していました。(制限時間内での完走は余程のトラブルがない限り平気と思い関門時間とかは見ていません。)
レース二日前くらいに優勝予想タイムが6時間半であることを知り、私の過去のレース結果から、その約1.5倍の10時間以内にタイムの目安を上げました。想定外であったのは70キロのレースのはずが、前日の説明会で鏑木さんからGPSで測ったら75キロあったと聞かされたことです。。
まあ、鏑木さんが走った上で優勝予想タイムを6時間半にしたのだから70キロだろうが、75キロだろうがあまり関係ありません。
ただ絶対に10時間を切りたいとか○位以内に入りたいとかはありません。
私にとってトレイルレースはレースではなくて旅なんです。
まさしくトレイルジャーニーなんです!!
もちろんタイムも順位も良い方がいいです。ただこだわりすぎると私が自分に課してることを破らねばならなくなります。
私はトレイルレースに出る上で
絶対にけがをしないように走ると決めています。気を付けてもケガをすることはありますが、可能な限りそのリスクを排除しています。
トレイルで一番ケガをしやすいのは、痩せた尾根もそうだけど、やはり下りです。
特に岩場や木の根が出てるとこは相当危ないです。そこを速いトレイルランナーはガンガン下りますが私には出来ません。ガンガン下るのは万が一転倒しても小さなダメージですむとこだけです。
そんな走りをしてますから下りは遅いです。
そして私を知ってる方はご存知ですが、私は上り遅いです。(ちなみにロードの下りはまあまあ得意です。)
下りは無理せず安全に走り、上りが遅かったらそもそもタイムなんて狙えません 笑
でもトレイル好きなんです。自然と一体になれることってなかなかないですから。またウルトラマラソンの体力作りになります。
そんなことでタイムや順位は目安としてはあるけどあまりこだわりすぎないのが、私のトレイルレースでのスタンスです。
まったく考えないのも緊張感がなく詰まらないから目標ではなく目安を決めてるのです。楽ではなくそれなりにキツいけど安全に走れるタイムです。
しかし今回は金曜から超ハードスケジュールで厳しかったです。。
金曜仕事して
夕方から飲み会
沼津に移動してまた飲み
睡眠不足のまま土曜日ゴルフ
終わってから修善寺経由松崎町へ
受付と装備チェック、説明会
終わってから民宿へ。。。
走る用意をして睡眠。
4時間も寝ないで起床して会場行きのバスへ。
二日で睡眠8時間(–;)
そしてしばらくしてスタート。
ゴルフは出来るだけ疲れないようにやったけどやはり疲れる。そして睡眠不足と花粉症全開ってもう笑っちゃうようなコンディションでした。
無理しないようにスタートは後ろからでました。前から出るとどうしても飛ばしちゃう。だんだんに上げてこうと思ったらシングルトラックに入る辺りで大渋滞。まあ焦らずのんびり行きました。
とは言え内心は『しまった(–;)』と思っていました。。やはりトレイルは最初飛ばさないと大渋滞に巻き込まれるし、その後も抜けるポイントは少ない。また周りが緩い上りでも歩き始めると私も歩いちゃう。。。流されちゃうのです。
ヤバイと思って林道に出て道が広くなってからの下りはガンガン行きました!!
最初数えていなかったけどたぶん150人は抜いた。
そのあともエイド休憩は短くして順位を上げて行った。

11時間ゴールをシュミレーションしてポイントごとの通過時間を書いた高低図を見ながら走りましたが、少しづつ貯金ができました。これは10時間切れるかも??って思った。
トレイルやってる方には当たり前だけど高低図と高度計は必需品です。
次のピークまであと○m上る。とか、ピークから○m下ったら、また上りが始まるとかが分かると戦略を立てやすい。
そして順位が上がると周りのランナーの走りも変わってきました。緩い上りは走るけど、きつい上りは歩く。ただ上りが終わったらすぐに走り始める。メリハリが効いていい感じになってきました。
しかし走っても走ってもザックとウエストポーチが軽くならない 笑
話があちこち飛ぶけど
今朝荷物の整理をしたら、こんだけザックとウエストポーチに物が入っていました(–;)
サロモンのキリアンモデルと、ノースフェイスのウエストポーチです。

レギュレーションのライトとか必携品が入ってるのは当たり前だけど、走り終わってこんだけ入ってるとは 笑

ちなみにレース前に補給食はこんな物を準備しました。
パワーヨーカン 3個
メダリストジェル 3個
ハニースティンガー 3個
クリフジェル 1個
ウイダーインゼリー 1個
菓子パン 1個
クリフのホワイトチョコバー 1個
スナック菓子(ジップに入れた)
黒ゴマ黒糖きな粉(沖縄土産 笑)
ブラックサンダー 1個
ブラックサンダーまんじゅう 1個
一粒チョコ 5個
花粉スーパーミントタブレット たくさん
とらや羊羮 1個
きな粉棒(駄菓子) 1個
ベスパキューブ(ジップに) 3個
あと
OS-1 パウダー
ショッツタブレット
BCAAとグルタミンを小袋に入れて3袋
ノミカタ 5個
まだなんかあった。。。
水分はボトル2個を胸に差しました。
一つにはスポーツドリンク。
もう一つには水。
書いてると凄い量だけどザックとウエストポーチに分散してるからスタート前に気になる重さではなかった。
しかし、結局とったのはこんな感じです。
ウイダーインゼリー
菓子パン
パワーヨーカン 2個
メダリストジェル 3個
ハニースティンガー 1個
クリフホワイトチョコバー 1個
スナック菓子 少々
黒ゴマ黒糖きな粉 少々
ショッツタブレット 1個
一粒チョコ 数個
花粉スーパーミントタブレット 少々
BCAAとグルタミン 1袋
あとエイドでうどんとか食べました。
しかしその他の補給食は松崎から修善寺までの75キロ運んだだけです(–;)
今回は前日までにじっくり考えることが出来なかったので絞り込めず取り合えず持ってしまった感じです。
補給食以外にも無駄がたくさんありました。。。
レギュレーションの必携品は使わなくても持つのがルールです。ゴール後にチェックしないと聞いていましたがルールはルール。ただもう少し考えたら良かった。
列記します。
【黄色い携帯用コップ】
これはボトルを持ってるのだから代用できるから要らなかった。
【コンパス】
ガーミンとアントスンビッドを持ってるのだから不用。ただ両方バッテリー切れの可能性もゼロではないから必要だけどホント小さいので良い。
【ホイッスル】
キリアンザックに付属品のホイッスルが付いていた。
【折り畳み式水筒】
ボトルが二つあるのだから要らない。
【ライト二個】
これは必携品だけど時間的に使うことはないと思っていたのでヘッドライトは止めてハンドライトを二個にしたけど、ホントの予備だから一個は小さく軽いので良かった。
【予備電池】
持ちすぎ。。。
【エアサロンパス】
使うのか 笑
【アディダスの財布】
要らないよね。。。
防寒具は当初はライトダウンジャケットを考えていたが気温が相当高い予報だったので、前日装備チェックの時にヒートテックと起毛ロングスリーブでいいかを聞いたら複数枚持ってればOKと言われたのでザックに二枚入れた。(風速20mの中でもアクティブシェルを着ていたので寒くはなく着ることはなかった。)結構嵩張るけどこれは絶対に必要。もちろん必携品だけど、ルールの前に自分の命を守るためにも絶対に必要。レース中の気温が低くてあの風だったら大変なことになっていた。
一点一点はたいした重さでなくても集まるとかなりの重さになる。安全性は下げずにあと1キロは減らせたはずです。荷物が思いと上りは当然ながら辛いし、下りは重さが脚にダメージを与える。安全性を犠牲にした軽量化をするつもりはないけど今回は無駄な重さでした。
あとサンバイザーとフリースつきのBUFFを持ったけどサンバイザーは強風に飛ばされそうで途中からザックに入れた。最初からBUFFで良かったような。
そして持ちすぎたために、毎エイドでとる予定だったBCAAとグルタミン入りの小袋は最初にとったあとは忘れてしまった。。これは反省です。
まあ今回走ってエイドの状況も分かったし来年出るなら必要量は完璧に分かりました。
しかしジェル良かったですよ。
特にパワーヨーカンは良かった。
お汁粉みたいな感じです。疲れても食べれます。
パワーようかんはここで買えます。】
メダリストジェルもいいです。これはガツンと効かないけど、水分なしでも問題なし。【アートスポーツで買えます。】
レース展開に戻ります。
今回は気温が激しく上がったり下がったりしました。当初はアクティブシェルを脱いだり着たり、アームウォーマーを下げたり伸ばしたりしながら体温調整をしていましたが、あまりに変化が激しいので途中からはアクティブシェルを脱ぐのを止めて暑い時はジップを思いきり下げて風を入れて身体を冷やしました。アクティブシェルはかなりいい。
中間点を過ぎてギリギリ10時間を切れる感じでしたが、標高の高いとこで強風に飛ばされ続けると緩い上りで走るのが辛くなり歩く時間が増えてきてしまった。ただ終盤は下りだからスパートをかければ間に合うと思っていたが、何度か小さい上りがありちょっと間に合わなくなってきた。ラスト5キロをキロ3分45秒くらいで走れば間に合ったが上りがある5キロでそのペースは無理だった。ただ終盤まで崩れることなく終始一定の安全マージンを持ちつつ走ることができた。10時間は切れなかったが、当初目安にした11時間は大きく下回ることができた。
また、かすり傷ひとつない。もちろん前ももとか腰の筋肉痛はありますけどね。。
少し残念だったのは、曇だったので景色はあまり楽しめなかったこと。
来年もでようと思う。。。
友達にもたくさん会いました。ホントたくさんの友達がいました。少し前まではトレイルレースには知り合いはほとんどいなかった。これはとても嬉しいです。
伊豆トレイルジャーニーいいです!!
区間タイムは別途ブログに書きます。
あと参加賞Tシャツ使えます。
ノースフェイスです。

ゴール後少し疲れた私です。。。

Android携帯からの投稿

にほんブログ村 その他スポーツブログ 超ウルトラ・ウルトラマラソンへ

コメントを残す

*

最近の投稿

アーカイブ

Categories

  • つぶやき (565)
  • アスリチューンサポートランナー (12)
  • アスリートクラブ (36)
  • ウルトラプロジェクト (69)
  • コース案内 (3)
  • スパルタスロン (11)
  • トラック〜フルマラソン (323)
  • トレッキング (10)
  • ポータルサイト (48)
  • ランニングタウン (37)
  • 住宅 (3)
  • 未分類 (21)
  • 走行距離 (1)
  • (4)

最近のコメント

Top