No. 2221【トレイルランナー上田瑠偉】紹介中 〜苦悩の高校時代〜
前話で中学生の上田瑠偉選手が長野県代表として全国対抗都道府県駅伝を走り大会記録で優勝したことを書きました。
そして強豪 佐久長聖高校に入学した上田瑠偉選手は同期と日本一を誓いあったのです。
順風満帆で輝く未来を夢見ていたことでしょう。
その高校時代が上田瑠偉選手にとって苦悩の3年間になるとは本人含めて誰が予測できたでしょう。
彼が話した
「僕自身は補欠にも入れなかったがキャプテンとしてチームを作れなかったこと、入学時の『日本一』の目標に遠く及ばない結果に終わってしまったことが、非常に悔しかった。キャプテンとして、注意したり怒ったりすることもあったが、競技力のない自分が何を言っても説得力がなく、どう伝えれば良いのか葛藤することもあった。」
という下りは聞いていて胸が締め付けられる思いでした。
しかしその時の様々な苦悩を乗り越えたからこそ現在トレイルランニングで活躍する上田瑠偉選手がいるのでしょう。
前話までをお読みでない方は、第1話からお読みください。