No. 2271サブフォー目指す友人と皇居で疲労抜きラン
日曜日の青梅高水トレイルのダメージは非常に大きかったと書きましたが昨日はだいぶ収まっていました。
やはり全身に鍼治療を施した重たい身体でゆっくり走った成果です。
火曜日は寒いし小雨交じりだから走るの面倒臭いと感じていましたが、走らないと解れないと感じていたので走ることにしました。
プーマ練習会の初心者クラスで走ろうかと思ったけど、さすがにキロ7は遅い。キロ6分からキロ6分半で走りたいと思ったけどそんな練習に付き合ってくれそうな友人をその場で見つけるのは難しいと思いつつも、ふと一人候補が浮かんで連絡したら走りたいとのこと。
日曜日にフルマラソン走ったようです。まだ走り始めて半年ですが故障続きと聞いていたので何かアドバイスが出来たら良いと思っていました。
ハイテクタウン集合でプーマ練習会が始まる前にスタートしました。
当たり前ですが身体が重いし脚を動かすのが辛いです。。。
皇居までの1キロくらいは歩いたりゆっくりジョグしたりしながら、最近のレースのことや、故障のこと、身体の状態のことなど聞きながら行きました。
平川門から走り始めると、接地時の音が聞こえてきました。接地音がするのは悪いことではありませんが、彼女の足音は私の経験から良くないタイプの音でした。
後ろから走りを見ると左右へのブレは小さく、接地時もほぼ真っ直ぐ付けている。また上下動も少ないので靴の履き方が悪いと疑いました。
彼女にシューズについて聞いたらサイズが小さく合わない靴なので天気が悪い時に使っているとのこと。
千鳥ヶ淵公園で一旦止まってベンチに座って確認したところ案の定ユルユルでした。いったん全体を緩めてからバランスよく締めたところフィット感に驚いていました。。
痛かったらすぐに言ってと伝えてスタートしたところ、足音がほとんど消えたので彼女もビックリです。そして明らかに走りやすくなったとのこと。
シューズは小さくはなく単に履きかたが悪かっただけです。
接地時の音はたぶん接地の度に足とインソールがぶつかることで発生する音であり、またシューズ内で足が動いていたのかもしれません。
足に血豆ができないか聞いたところよく出来るし、爪も痛めてるとのことですが正しい履き方をしたら劇的に改善できます。
そして走りやすくなったのか明らかにフォームも変わってきました。
よく綺麗で効率的なフォームで走りたいけどどうしたら良いかと聞かれることあるけど、その前に正しくシューズを履くだけで改善する人もいます。また正しくシューズが履けていなければフォーム改善も出来ません。
その後、少し気になったことをアドバイスしたところさらにフォームは良くなりペースも上がりました。
皇居を2周してハイテクに戻りましたが、スタート直後と最後では明らかにカッコ良いフォームになりました。
膝や腰を痛めてしまう原因は様々ですがシューズの履き方が悪くてブレるのが原因なんてケースもあります。これで痛みが消えたら凄いですね。
そしてハイテクタウンに戻ってシューズをいったん脱いで紐を緩めてから自分で履き直して履き方を覚えてもらいました。次からは大丈夫でしょう。
しっかり履けない方にはキャタピランお薦めです。ただしっかり履けていない自覚自体がない方が多いですけどね。
さて私の状態はキロ6分ちょいのゆっくりのペースで走ったことからだいぶ解れました。
それも一人であの寒い中でキロ6で走るのは苦行ですが、仲間と一緒に緊張感を持って走れたので良い練習になりました。また少しでも仲間の走りがよくなるように貢献できたなら嬉しいです。
ランニングに対する価値観は様々だと思います。私は50歳に近づいてるけど年齢に関係なく速くなりたいしチャレンジして行きたいです。ただ仮に速くなったとしてもそのことを共有できなかったら詰まらないです。やはり頑張ったなら仲間から頑張ったねと言って欲しいのが正直な気持ちです。周りの評価は気にしないなんて格好付けてる人だって大半は周りの評価を気にしているはずです。私は周りから褒められたら素直に嬉しいです。
また頑張ってる仲間が良い走りをしたら自分のことのように嬉しいし、また苦しんでる仲間を見たら自分にできることならお節介をしたくなります。
また仲間の嬉しいことや悔しさを共有出来るって素晴らしいことだと思います。そんな風に思える自分の変化が少し嬉しいです。
話は変わって火曜日はいつもしてないことをしました。
私には極めて珍しいことです。何をしたかと言えば、ランニングシューズをザックに入れて持っていくのではなく、履いて行ったのです。
そんなの当たり前というランナーもいると思いますが私が履いてるアディゼロ匠シリーズはアウトソールの減りが激しいので普段履きなんて出来ません。またデニム等には似合いません。
そんな私が最近手に入れたリーボックのジーポンプという新しいシューズを履いて、このシューズなら練習場所まで履いて行って練習をしてからそのままそのシューズで帰ることが違和感なく出来ると思いました。
デザイン的にデニムに履いても違和感ありません。ただ色違いの白や黒ならよりタウンシューズのように履けると思います。
このシューズのメインターゲットはサブフォーを狙うレベルのランナーだと思いますが、サブスリーレベルでも練習で問題なく使えると思います。私には少しソールが柔らかいと感じましたが他のシューズのインソールを入れたらよくなると思います。
このシューズの良いところは、ポンプでシューズの締め付けを調整できることです。特に踵のホールドは最高によくなります。
またこのシューズを履いていたら気張って練習に行かなくても少し走りたいと思った瞬間に走り出すことができるのです。
今年は少し練習を増やそうと思ってますから、練習する予定がない日でも走りたくなったらその場で走れるように、リーボック ジーポンプを履く機会が増えそうです。
メンズならこの黒とグレーが良いけど、ウィメンズで用意されてる白がカッコいいです。ウィメンズも26cmまで用意されているので足が狭めの男性なら良いかもしれません。シューズの性質上、アディゼロ匠やターサージールなどと比べると幅が広いので普段レーシングモデルを履いてる方にはウィメンズがしっくりくるかもしれません。試してみます。
昨日の練習についてはまた書きます。