No. 2244今シーズンのフルマラソン4戦分析と来シーズンへの課題
今シーズンのフルマラソンは4戦です。東京マラソンは内藤大助さんのガードランナーで走ったのは除いてます。
数字を調べるまでもなく同じようなレースをしたと思っていましたが、調べたら少し違う要素も入っていました。並べてみると見えてくるものもありますね。
【私の認識】
ハーフ通過は1時間28分以内で走りたいと毎回思っていましたが全レースが超えていて、結果的に後半どこまで保ったかだけの違いになっています。
【レース結果一覧】
5キロ 20分39秒
ハーフ 1時間28分29秒
結果 3時間00分03秒
体調○ 風など気象条件×
風がキツく過去のフルマラソンでは1、2を争う厳しいレースであった。
5キロ 21分34秒
ハーフ 1時間29分15秒
結果 2時間59分43秒
体調○ 風など気象条件×
気温は低く風は強いが大田原よりは走りやすかった。
5キロ 20分42秒
ハーフ 1時間28分53秒
結果 3時間02分43秒
体調× 風など気象条件△
気象条件は良くもなく悪くもないが、体調は合わせきれなかった。
5キロ 20分48秒
ハーフ 1時間28分45秒
結果 3時間01分48秒
体調× 風など気象条件○
スタート時は0℃と寒いが走りやすいレースだった。体調を合わせきれなかった。
各レースを比較するのはコースレイアウトが違うので難しい部分はありますが大田原以外は前後半でタイムに影響するようなアップダウンはありません。大田原に関しては前半が下り基調で後半が上り基調なので他の3レースと比較すると例えば3時間で走るならハーフまでを他のレースより1分速く通過する必要はあると思います。また風や暑さ寒さは時の運なので考慮しません。今回はアップダウンも考慮しないで比較しました。
タイム順
1.防府 2時間59分43秒
2.大田原 3時間00分03秒
3.ソウル 3時間01分48秒
4.別大 3時間02分43秒
平均タイム 3時間01分19秒
上下乖離 3分
ハーフ通過タイム順
1.大田原 1時間28分29秒→2
2.ソウル 1時間28分45秒→3
3.別大 1時間28分53秒→4
4.防府 1時間29分15秒→1
平均タイム 1時間28分50秒
上下乖離 46秒
ハーフまでは4レースとも同じようなタイムでした。。防府が遅いのはスタートが狭くカーブのある競技場であり、前方にタイムの遅い女性がいるのでスタートロスやその後の走りにくさがあったからです。
後半の落ち込み
(後半ハーフ÷前半ハーフ)
1.防府 1.014倍
落ちたタイム 73秒
2.大田原 1.035倍
落ちたタイム 185秒
3.ソウル 1.048倍
落ちたタイム 258秒
4.別大 1.056倍
落ちたタイム 297秒
この結果はレース結果と同じ順番になりました。防府はスタートロスが大きいのも影響してますが終盤も風がキツイ中で元気のある前半の1.4%増に抑えてるのだから頑張ったと思います。別大の5.6%増は終盤2キロで失速したので参考にならないけど調子が悪くても5%増には抑えることはできます。
と言うことは例えば3時間で走るなら3時間を2.05で割ったタイムでハーフを走れば良いのです。
計算すると
前半は1時間27分48秒となります。
(後半は1時間32分12秒)
これはキロ4分09秒ちょいで、5キロ20分48秒です。
ちなみに4レースのスタートからの5キロを調べたら
1.太田原 20分39秒
2.別大 20分42秒
3.ソウル 20分48秒
4.防府 21分34秒
防府はスタートロスが大きいけど、ほぼ入りのペースは悪くはありません。そこから徐々にサブスリーペースのキロ4’15あたりに落ちていくのが良くないのです。前半5キロ20分48秒をハーフまではキープする走りが出来れば後半緩やかに落ちてもサブスリーはできそうです。
前半ハーフより後半ハーフが速いネガティブラップは自己ベストに近い走りをする人には難しいです。
私は2011年の神戸をサブスリーで走った時は前半ハーフが1時間30分を超えてましたが後半上げました。ただこれには理由があります。抑えたわけではないのです。スタート前からトイレに行きたかったけどブロックから出るのが嫌で我慢してスタートしてから行こうと考えていましたが、少し先まで我慢しようと思ったのが失敗でだんだんコースから離れていってしまったので最後まで我慢することにしました。それが辛くて序盤はペースを上げれなかったのです。それが気温が上がることで汗をかきハーフを過ぎてから徐々に尿意が収まったのでペースを上げることが出来たのです。狙ったわけではなくたまたまです。
もしくは3時間で走れる人が前半1時間40分で走って後半1時間30分ならネガティブラップだけど、これは出せるタイムより相当遅いから出来るのです。
中にはスタートは極力抑えないと厳しい人がいてネガティブラップ的な走りになる方もいますが、多くは後半ハーフは緩やかに落ちて行っても目標タイムが出せるような設定が良いと思います。
私の場合は上記数字を見る限りは前半より後半が1.05倍かかると言う前提でラップを組んだら良いと思います。
ちなみに2時間55分を切るには同様に計算したら前半ハーフを1時間25分21秒でした。そうなると後半ハーフは1時間29分38秒。前半より4分以上落ちても良いタイムです。
しかし1時間25分21秒でハーフを通過するためにはハーフマラソンのタイムをせめて1時間22分くらいに引き上げないと厳しいと思います。
やはりハーフをもっと頑張らねばダメですね。。。
ただ1時間25分21秒でハーフ通過したら後半ハーフは1時間34分38秒でもサブスリーです。これって平均キロ4分29秒まで落ちても良いのです。もしハーフ通過してから10キロを平均キロ4分20秒で粘ったなら43分20秒です。そうすると残り約11.1キロを51分18秒で走れば良いので平均キロ4分37秒ペースです。
そう考えると私の場合は後半ペースを落とせない走りより後半ペースを落としても良い走りをした方が良いタイムが出せると思います。ペースが落とせない走りは精神的にキツイです。。。来シーズンは前半ハーフを速めに入ります!!
話は変わって後でブログにまとめますが、今日トレイルを走って来ましたが、トレランシューズ×キャタピランの組み合わせ最高です!見た目もいいでしょう!!
また速いトレイルランナーの仲間にいただいたアスリチューンのサンプルを使ってもらったら飲みやすいと好評でした。