No. 2198スパルタスロンに向けて【随時更新】

たぶんエントリー出来ていると思うスパルタスロンに向けて、コースやレースマネジメントなどを複数の完走者から話を聞き随時更新して行こうと思います。またたくさんの方が書いているブログ等も参考にしてイメージを膨らませて行きたいと思います。

【お話を聞いた方】

2月7日 27時間台完走者

【参考にした(する)サイト】

国際スパルタスロン協会 日本支部 公式サイト

夢追いランナー笑石人の部屋

続・走る旦那のひとりごと

スパルタスロン2012.9.28

スパルタスロンへの遥かなる道

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【完走率推移】
2014年 57.1% 205/359
2013年 44.6% 148/332
2012年 23.2% 72/310

【日本人の完走率推移】
2014年 54.5% 30/55
2013年 28.6% 20/70
2012年 20.0% 13/65

【優勝タイム】
2014年 22時間29分29秒
2013年 23時間29分08秒
2012年 26時間28分19秒

【日本人1位】
2014年 Nakayama Kei 28時間26分09秒 15位
2013年 Nakayama Kei 29時間42分24秒 20位
2012年 Kiso Tetsuo 26時間36分23秒 2位

【30時間以内完走者数】
2014年 29人
2013年 20人

【コースについて】

(アテネ〜コリントス)

チェックポイント 0〜22
アテネからの距離 81キロ
閉鎖時間 16時30分
区間最大時間 9時間半

公式サイトより転載

かの有名なアテネの”アクロポリスの丘”のふもとを出発し、ランナーは歩行者天国”Apostolou Pavlou通り”を手始めに、Thiseo地下鉄駅を過ぎ、Platea Ag.Asomatonに入ります。Ermou通りに向かって左折するとすぐに、Sacred Way (Iera Odos) があり、アテネ-コリント高速道路を横切るDaphni Monasteryまで歴史的ルートを辿ります。そしてAspropirgos、Elefsisへと続きます。 (24.2km)

コリントへの古い道路へと戻り、 Loutropirgos、Megara (フルマラソンの距離42.5km)、Kineta、Agioi Theodoroiを通り過ぎます。Isthmiaそしてコリント運河にかかる橋に着きます。(78.5km)

ルートはこのように遠く、緩やかな上りと下りの連続です。海に近づき、南下し、田舎のPeloponneseです。橋を過ぎ2.5kmほどで左折し、Hellas Can工場のあるチェックポイント22に到着です。(81km)

・スタートして最初は下るので飛ばす人がいるが自分は序盤は半分より後ろで走り徐々に抜いていった。→最初からジョグのつもりで行こうと思った。

・81キロ(コリントス)の関門時間が9時間30分と一番キツく、そこから緩くなる。参加資格の100キロ10時間半のランナーはここまでも100キロを走るようなペースで走らねばならないのでキツイと思う。→私はゆっくり過ぎても疲れが溜まるのでキロ6で行こうと思う。

・この区間は高低図でわかりにくい細かいアップダウンの連続と気温が高く乾燥した空気の中で塩分摂取のタイミングが難しい。

(コリントス〜ネメア)

チェックポイント 22〜35
アテネからの距離 124キロ
区間距離 43キロ
閉鎖時間 23時00分
区間最大時間 6時間半

公式サイトより転載

狭い道が続きます。 ExamiliaとAncient Corinthの中心を駆け下り、ランナーはApollo神殿で右折。柑橘の果樹園を抜け、Assosに至ります。 (100.5km)

ここから丘の上り坂がはじまります。Ancient Nemeaと海の間を走ります。この狭く曲がりくねった、標高差351m、長さ24㎞の上り坂が続き、 はZevgolatio村とHalkionを過ぎます。Nemeaに入り、チェックポイント35に着きます。 (124km) 古代ギリシャ文明の遺跡、最近出土されたスタジアムが並びます。

・100キロ地点の関門タイムは12時間15分→アップダウンがあり暑いレースだと結構厳しい。

・CP毎に貼ってあるボードに書いてある時間はそのCPの関門時間ではなく、次のCPの関門時間だから注意が必要。

・日暮れ時間は遅い。→要確認

(ネメア〜リルキア)

チェックポイント 35〜43
アテネからの距離 148.4キロ
区間距離 24.5キロ
閉鎖時間 翌日3時30分
区間最大時間 4時間

公式サイトより転載

この20年の間、ほとんど変わらない田舎道が続きます。石と穴のでこぼこで、つまづき易い道がずっと続くので足元にご注意を。多くのランナーは宵闇に包まれる頃。生い茂った山腹から湿った冷気が降りてきています。暗闇の中の安息所はMalandreni村。(140.2km)その後また石ころだらけの下り道とちょっとしたのぼり坂があり、近くを南E65Trans-Peloponneseハイウェイが通ります。Lyrkiaチェックポイント43に到着。(148.5km)

(リルケア〜サンガス〜ネスタニ)

チェックポイント 43〜52
アテネからの距離 172キロ
区間距離 23.5キロ
閉鎖時間 翌日7時30分
区間最大時間 4時間半

公式サイトより転載

Lyrkiaはこの特別な夜の明るいスポット。しばしば見学者とサポーターがあふれています。彼らはこの重要なチェックポイントに、夕食のため、またレースの進行状況をみにやってきています。コーヒーとスブラキ(代表的なギリシャ料理で羊肉の串焼き)の香りを後にして、急勾配の上り坂を曲がると、あっという間に文明社会とお別れです。次の13kmでランナーは960mの標高差のあるSangas(サンガス)の山道を上り下りします。Artemission山脈の山腹です。

ゴールはKaperelli村(154.1km)、そして山の麓にあるチェックポイント47。(159.3km)サンガスの頂上に到着することは、至難の業。また、曲がりくねった足場の不安定な道では細心の注意が必要となります。1100mの山頂から、急勾配のジグザグの下り道をArcadiaにあるサンガス村 (164.3km) に向かいます。そこからまたコースはスピードを出せる舗装路に合流し、Nestaniのチェックポイント52に至ります。(172km)

・リルキアを超えてから登るサンガスはダブルトラックではなくシングルトラックであった。勾配はキツイので走れない。また夜間に通過するが灯りはないのでライトが頼りになる。下りでスピード出して走るランナーもいるが自分はトレイルの経験がなかったのと、まだ90キロあるので慎重に下った。→13キロで960m登るのだからかなり険しい。山北駅から足柄の万葉公園までが13キロで700m弱の登りだったと記憶しているからトレイルレースの登りをイメージした方が良いのだろう。

(ネスタニ〜テゲア)

チェックポイント 52〜60
アテネからの距離 195キロ
区間距離 23キロ
閉鎖時間 翌日11時
区間最大時間 3時間半

公式サイトより転載

Nestaniから、ランナーは徐々にTripolisに向かう緩やかな道に入り、次々と現れる小さな村落と ArcadiaのZevgolatio村を通ります。道は平らになり、しばしば朝霧に包まれる農場に入ります。日が昇るともうTegeaのチェックポイント60です。(195km) スパルタまであとたった50kmですが、ランナーはここで自身の体力を吟味することになります。ふたたびやってきた日中の容赦ない暑さのなか、重い足取りで進みます。

(テゲア〜スパルタ)

チェックポイント 60〜75
アテネからの距離 245.3キロ
区間距離 50.3キロ
閉鎖時間 翌日19時
区間最大時間 8時間

公式サイトより転載

Tegeaから、道は最後の上りに入り、22kmの距離をかけて、標高640mから975mまで上がります。ランナーはKamari村 (196.8km) と、Manthirea (202.1km) を過ぎます。見渡す限り広がる常緑の景観のなか、舗装路が曲がり、折り返します。スパルタまでの最後の28kmはほぼ下り坂で、Evrotas谷に向かって降りていきます。 Voutiani村から (236.2km)で、ランナーははっきりゴールを目視することができます。Evrotas川の橋を越え(243.5km)、チェックポイント75のフィニッシュラインまでついてくる地元の小学生たちに出会います。ここは、Laconia地方の都市(245.3km)、スパルタ。

街は総力を挙げて、競技者をヒーローとして、レオニダス王像の前で迎えます。すべての完走者はオリーブの冠をかぶり、ゴブレットからEvrotas川の水を口にします。古代オリンピックの勝者が称えられていたように。

・ラスト20キロは下りだが脚が痛くてスピードは出せなかった。ラスト500mの応援が多いとこだけ一生懸命走った。

【コース表示について】

・路面にSPの文字が書かれているので、ほとんど前後にランナーがいない状況だったがコースアウトの危険を感じることなくゴールできた。下を見て走れば大丈夫。

【エイド】
・大エイドにはパスタ等しっかり食事が出来るがチェックポイントにはほとんどなかったと記憶している。

・ライトは148.4キロのリルキアに預けたが124キロのネメアに預けるべきだった辺りが暗くなる寸前だった。→どのエイドに預けるか自分の到達タイムを予測して置く。ないことも考えられるので複数の場所に置く必要もありそうだ。

・明るくなり荷物預けの袋に戻したライトが戻ってこなかった。良くあることらしいので高いライトは使わない方が良い。→以前から物がよくなくなると聞いたことがあるので、その辺りを想定して考えて行こう。

・エイドの水は日本の水と違って硬水らしいです。→普段は硬水を飲みませんが少し慣れておこうと思います。

【路面】

多くのランナーが口々に路面の硬さが気になると話している。日本とは比較にならないほど硬いようです。→シューズ等検討します。

【気象状況】

・日中はかなり暑い。湿度が低いためかあまり暑さを感じないが身体から塩を吹いているなど脱水に気を付ける必要がある。また夜間はかなり冷え込むのでエイドにウエアを置いて着替えたりする必要がある。

・脱水に気付くために黒いタイツを履く人もいるようです。そのくらい気づかないうちに身体からミネラルが出てしまうってことなのでしょう。

【トラブル】

・野犬なのか飼い犬なのか分からないが、コース全域に大きな犬がいる。無視して走ればほとんどは来ないが、噛まれたランナーもいる。縄張りがあるようなのである程度行けば戻っていく。参加者全てが犬が怖いといっている。→これは以前から聞いていた話であるが噛まれたランナーがいるとは初めて聞いた。

・ギリシャでは手のひらを見せるのはバカにしたしぐさらしく、日本人ランナーで手を振って蹴られた人もいるらしい。声援に応えるにはグーで親指を立てるのがいいらしいが、そもそも私は国内レースでも応援に手を振って返したことはほぼないから関係ないような。。

【アイテム】

・眠眠打破

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