No. 2526【ウルトラプロジェクト】湘南国際マラソン4人中3人が自己ベストの理由
11月中旬にスタートしたウルトラプロジェクトですが、メンバーは順調に力をつけています。
週末の湘南国際マラソンには、4人が走り3人が自己ベストを達成しました。
自己ベストは今まで生きてきた中で一番速く走れたわけですから素晴らしいことです。
なぜ自己ベストを達成出来たかというと、当然ながら本人の頑張りです。
そして、速くなりたいという気持ちです。
その気持ちがあったから、ウルトラプロジェクトに入会し、キツイ練習をしているのです。
ウルトラマラソンにも繋がるのですが、レースで良い結果を出すための方程式はこんな感じだと思います。
パフォーマンスアップ
× コンディショニング
× レースマネジメント
× モチベーション
× 運
最後に運と書いたのは、気象コンディションなど自分ではどうしようもないことがあるからです。
その他の項目は納得していただけると思います。
パフォーマンスアップ
まず、最初のパフォーマンスアップは簡単にいうと、速く走るための練習です。ここを底上げしないと中々タイムは伸びません。
このために月6回の練習会を行っているのです。
コンディションニング
レース前に体調を崩したり、練習し過ぎて疲労が溜まっている状態では力は発揮できません。
湘南国際を走るメンバーは直前水曜日の練習では、こんな少しでよいの?走り足りない!って調整メニューを組みました。
メンバーが言うには、スタートラインについた時に緊張感より、早く走りたい、たくさん走りたいって気持ちになったようです。
レースマネジメント (ペース)
今回のレース前に、4人それぞれとレースの目標タイムや、そのための設定ペース、補給のタイミングを話しました。
(そんなのが出来るのも少人数制だからです。)
設定ペースは、中盤まである程度速いアグレッシブな設定にしました。
前半の貯金は借金と言うひともいますが、無理をしない範囲で後半の落ち込みをカバーできるくらいのペースで前半を走った方がタイムは出ます。
後半ハーフが速いネガティヴスプリットは狙って出来るものではありません。
序盤何らかの不安要素や不調があったが、後半になり、それが消えたためにペースアップが出来た方が多いと思います。
私が初めてサブスリーした神戸マラソンはネガティヴスプリットでしたが、そんな理由です。
もしくは、自分の実力を出し切っていない人です。
例えば私が前半を1時間45分で走り、後半それより上げてネガティヴスプリットでゴールするのは容易いです。
ただそれは意味ないですよね。
今回メンバーには前半ハーフでキツくならないであろうギリギリの設定で入ってもらいました。
なぜなら若干のペースダウンで走りきれると思っていたのと、次回に繋がるレースをして欲しかったからです。
いつもキロ5で走っているメンバーには、キロ4’48で行くように伝えた。
ペースダウンはもちろんするだろうけど、潰れる前に緩やかにペースダウンして走れば自己ベストは出せるし、何キロまでペースダウンしないで走れたかが分かれば次の目標の参考になります。
同じように走って、同じように潰れていてはタイムは伸びませんし、詰まらなくなってしまいます。
レースマネジメント(補給)
今回参加したメンバーへ補給計画をこんな風に伝えました。
スタート 40分前
15キロ、25キロ、35キロ
アスリチューン・ポケットエナジー
ハーフ
アスリチューン・エナゲイン
レース後
アスリチューン・スピードキュア
アスリチューンは比較的飲みやすいので、給水所以外でもメンバーは飲めたとのこと。また、ストレスなく飲めたと話している。
モチベーション
練習会では、同じような走力のメンバーがいて、切磋琢磨できる環境にあります。また皆目的意識が高く素晴らしいメンバーばかりです。
みんな周りに負けたくないと言う気持ちではなく、自分の目標に向けて頑張っていきたいという気持ちで頑張っています。
最後に
今回は全員自己ベストを達成出来ると私は思っていました。アップデートを見ると一人は30キロからのラップが落ち込んでいたのを見て何が起こったのか心配しました。
序盤のペースも無理はなくなぜ??
と思っていましたが、水曜日にレース経過を聞いて原因が分かりました。
補給は25キロまでは予定通りとっていたけど、エネルギーには余裕があると感じたので、35キロはとらなかったようです。そしたら、終盤どこが調子が悪いか分からないけど頑張る気持ちも失い失速した。
レース後も元気だし、なぜ??
と本人もガッカリしていましたが、たぶんガス欠です。。
最後のジェルをとっていれば、違った走りになっていたような気がします。
本人は原因が分かって安心していました。
自分だけ、プランを守らなかったから、自己ベストが出せなかった。次には出します!と話していました。
みんな力はあるのだから、レースで出せるように練習していきます。
また、現在のメンバーがサブスリーを狙う場面もそう遠くないはないと思います。2月まではフルマラソンで結果を出すための練習をしていきます。
また、自己ベストは出したけど、サブ4までもう少しだった女性ランナーは、春までにはサブ4どころか、かなりのタイムが狙えそうです。
ウルトラプロジェクトについて
ウルトラプロジェクトの概要はこちらです。
レギュラーメンバーはあと数人が現時点の限度になりますので、興味のある方はお問い合わせください。
また、ウルトラセミナーは、定員まであと数人です。