No. 2444筑波連山70キロ走って感じたこと その2 〜こまめに補給するためには〜
日曜日に走った筑波連山70キロについてはこちらをお読みください。
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筑波連山天空ロード&トレイルラン 完走記
〜その1〜 目標は明確に
で、長ければ長いだけ明確な目標が必要ということを書きました。
今回はこのレースで試したことを書きます。
こまめに補給するための工夫です。
このレースは10時間くらいかかると想定していました。今年100キロマラソンを3回走りましたが、ベストタイムはサロマ湖の8時間26分で、一番遅いのは野辺山の9時間57分です。
そう、このレースは100キロ走るより長い時間、走ることを想定していたのです。
当たり前ですが、活動時間が長ければ長いだけ、活動するためのエネルギーは必要となります。
今回は初めて走るトレイルということで、万が一のロスコース等に備えて、少量のあんパン等の固形物は持ちましたが食べませんでした。
また、エイドにはおにぎりや、うどん、パン等はありませんでした。
でもガス欠にならずに走りきり(歩ききり)ました。
その要因は、いつも使っているアスリチューンに工夫をしたのです。
この黒いパッケージはアスリチューン・ポケットエナジーです。
そのままでも、ベッタリしなくて、また甘すぎず飲みやすいです。
使った人の多くは美味しいといいます。
ただ、エナジージェルとしては美味しいかもしれないけど、嗜好品的に美味しいかと言えば、個人的にはそうは思いません。
好きなお菓子やビール、もしくは暑い時期の水などは、無意識に口を通って胃に入っています。
でも、ポケットエナジーは飲もうと思わないと飲みません。
ガス欠にならないように、1時間おきとか、10キロおきに決めて、そのタイミングで機械的にとっているのです。
また飲みやすいとは言っても、終盤に飲みたくないと感じるときもあります。
美味しいと言ってもそのレベルなのです。
そこで、今回は無意識にとは言わないまでも、積極的に飲みたくなるような仕掛けをしました。
私はレース中は酸っぱいのが飲みたくなるので、ポッカレモンを混ぜたのです。
そこで、ソフトフラスクに アスリチューン・ポケットエナジー を3個とポッカレモンを半分くらい入れ、そこから味を確かめながらポッカレモンを足していきました。美味しくてレース前日なのに半袋分くらい飲んでしまったので、もう1袋ポケットエナジーを足しました。
ソフトフラスクは150ccなので、ポケットエナジーは4袋とポッカレモンは入りません。
ポケットエナジー3袋と、ポッカレモン半分くらいがちょうどよい味だと思います。
もちろん味は好みです。
入れてからよく振って馴染ませました。
通常はポケットエナジーを使うのはマラソンも、100キロレースレースも、20キロを過ぎてからですが、今回は5キロくらいから頻繁に飲んでいたので、35キロ地点を前に終わりました。
荷物預けに、ポケットエナジーを3袋預けていたので、それをソフトフラスクに移してトレイル区間に入りました。
序盤にエネルギー補給を少しづつしたことが、固形物をほぼ取らずにゴールできた要因です。
胃腸の調子は終始良かったです。
また、ソフトフラスクを使うメリットとして、ジェル1袋を一気に飲む必要がなく、少しづつ飲むことができます。
ざっくりですが、前半35キロで使った3袋分ちょいのポケットエナジーは6回くらいで飲みきったと思います。
少量づつ飲んだ方が吸収も良くなりますし、ゴミも出ません。
また封を開けてと言った一手間がかかりません。
デメリットは、万が一落としたり、穴が開いたり、蓋が取れるとそっくりなくなってしまうことです。。。
アスリチューン・エナゲインは、そのままパッケージの状態で使いましたが、やはりソフトフラスクの方が使いやすいと感じました。
ただ、ソフトフラスクに入れるということは、開封するということですから、品質の点からは必ず劣化します。
また、ポッカレモンも、開封後は要冷蔵の製品ですから、ソフトフラスクに入れるのはレース当日にした方が良いと思います。
これからウルトラマラソンやトレイルレースを走る方は事前に試してから使ってみてください。
アスリチューン・ポケットエナジーとアスリチューン・エナゲインについては、リンク先記事をご参照ください。