No. 2336暑い時期のウルトラマラソンで気をつけること② 〜被り水の注意点〜
土曜日の10キロレースが余りにも走れなかったので急遽日曜日に練習しようと仲間に声かけたら二人が付き合ってくれました。
100キロと24時間走両方で日本代表になった数少ないランナーの大島さんと、国際ランナーのあんなさんです。
ちなみに二人は私が撃沈した第一回東京・柴又の優勝者と入賞者です。
画像の撮った位置がイマイチだから脚が短く見えますが二人とも凄くスタイルよいです。
お付き合いいただきありがとうございました。
練習は真夏のように暑い皇居で20キロペース走してから北の丸で涼みながらジョグしてから再び皇居を走ったから30キロ超えました。
暑い中を走って感じたのは5キロの給水では足りないってこと。奥武蔵は3キロごとにエイドはあるけど柴又はどうだったかな??
心配なら200ccくらい入る小さく畳めるチューブに水を入れておくのもありかもね。
でも土曜日に思い立って、こんな素敵な二人と一緒に走れるのって幸せだと思います。
さて本題です。
①では給水中心の話をしましたが、今回はその他の要素を何点か紹介します。
この時期のレースでも運良く涼しくなることはありますが、それはたまたまラッキーなことなので暑いと思って準備をするのは大事なことです。
暑いと言ってもいろいろな要素があります。
先日の野辺山ウルトラマラソンは非常に暑かったけど最高気温は20℃なかったようです。ちょっと信じがたいけど。。大島さんも応援に来ていたので聞いたら応援していても滅茶苦茶暑かったと話していました。でも大会ホームページに書いてあるのだから20℃なかったのでしょう。
ではなぜそんなに暑かったのかと言えば強烈な日差しでしょう。
サロマ湖に出る方も気をつけてください。昨年は気温も高かったけどサロマ湖の日差しは強烈です。
奥武蔵は半分くらい木に囲まれた中を走れるから日差しはある程度避けれますが柴又は避けるものがないから厳しいです。
大会参加賞はこのネックガードのようです。。。
東京柴又大会ホームページより
主催者からするとホント参加者のことを考えた選択だと思います。何も考えていないと思えるTシャツの大会よりはいいような気もするけど、 私が出てたら100%使わないです。
効果的だし機能的だと思うけど、旧日本陸軍のようなイメージが強すぎて何だか嫌です。
ネックガードならBUFFのような筒型の被るタイプで水をつけたら冷えるタイプがいいな〜と思います。。。
私の個人的な好き嫌いだから、これって凄く新しいしお洒落って思う人もいると思います。
なんて好き嫌いの話は置いといて、頭や首に直射日光を当てないのは必須です。
何にも用意してないなら潔くこのネックガードを使ってください。きっと快適です。
でも歩くのも嫌なくらい暑い河川敷をたくさんのランナーが走ってるのも異様だけどみんながこれをしてたら異様さが増幅される気がして仕方がないです。。
ちなみに私はBUFFタイプの冷えるヤツを使いました。
またサンバイザーより帽子がよいと思います。サンバイザーだと地肌がマジで日焼けして頭皮が剥けますよ。それと帽子を被ることで使える技があります。バンダナでも出来るけど、オススメなのはエイドで氷をもらって帽子に入れて被るのです。じわりじわり溶けて冷たい水が垂れて顔や首や肩を冷やしてくれます。
ウェアに関しては、私はTシャツで走ったけど、日差しが強い時は長袖で肌を出さない方が涼しく走れたりもします。でも今年出るならやはりTシャツかな。ただランシャツは肩や背中が日焼けするので絶対に着ません。日焼けするとホント体力を奪われます。
日差しが強くなってきて暑いと感じ始めたらエイドで水分補給しつつ、頭や体に水をかぶったらいいです。とにかく身体を冷やして体温を下げることがとても大事になってきます。
暑いから水を被るって原始的だけど効果絶大です。頭から被ると髪の毛ペチャリで嫌なら首や肩にかけるだけでも違います。
効果絶大な水かぶりにも注意点が二つあります。
暑い時は水かぶれという人やブログはあるけど注意点まで書いてあるのはあまり目にしませんが気をつけるだけで完走できる可能性が変わってきます。
一つ目はシューズには絶対にかけないように気をつけること。
気をつけてもかかりますが、気をつけないより確実に濡れません。実際は肩や首にかけたのが垂れてソックスに染み込むことありますがダイレクトに濡れるのとでは量がまるで違います。
私はシューズにかからないようにボランティアスタッフがかけてくれようとしたら断ります。なぜならシューズを濡らしてはいけないという認識がない方が結構いるからです。悪意はないのですよ。。
また自分で被る時も脚を全開にして頭を前に突き出した格好で水をかぶったりしてます。
なぜそこまで気をつけるかというと、シューズが濡れるとソックスも濡れる。ソックスが濡れると皮膚との摩擦が増えるのか血豆が出来たり爪を痛めたりします。
ウルトラマラソンで血豆が出来たり爪を痛めたら残りの距離はホント辛いですよ。。
そんなストレスもちょっと気をつけるだけで防ぐことができるのです。
もう一つ注意するのは、第一回大会もそうだったけど、水を被りまくるほど暑かったのが夕方近くなると急激に冷えてきました。
着替えをしなさいと言ってるのではありません。もちろんしても良いと思いますが一定以上のタイムを狙ってる人には無駄な時間です。
では何をしたら良いかというと、ウェアの下にファイントラックなどのインナーを着るのです。これを着ることで濡れたウェアが直接肌に着くのを防げるので体温が奪われません。山では常識ですけどね。
まだ書きたいことあるけど長くなったのでいったん終わります。